持続可能な社会に向けた風力発電の裏で
洋上風力発電は、再生可能エネルギーの切り札として大きな注目がされています。特に、秋田県は秋田港および能代港における洋上風力発電の日本初の商業ベースでの事業とされています。また、風力発電で得た電力は、再エネ全量買い取り制度によってすべて電力会社が買取るという制度となっています。
しかし、問題はその中身です。電力会社は、自らの資金で風力発電の電力を買取るわけではないのです。風力発電の買取り価格から石炭発電の燃料費を差引いた分を消費者が負担するという、まさに電力事業者が儲かる仕組みになっているのです。つまり、風力発電を建てれば建てるほど国民の料金負担は増え、事業者は大いに儲かる構図となっている、ひどい話しです。それでなくても庶民は、低賃金、物価高で苦しんでいる中、さらに負担を強いられいます。 地球温暖化対策は急務です。これは、富める人も貧しい人も地球すべての生命に対しての危機なのですから、温暖化対策には不平等があってはならないと思います。私は、微力ながら出来る限り森の再生に携わり続けていきたいと思います。(運営委員・大山博延)
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