”森づくりは楽しい”を見つけ出す森作業
早いもので明日から師走。足尾森作業チームの皆さん、各県ファンクラブの皆さん、各地の森の手入れお疲れさまでした。 足尾の森作業チームの師走は木枯らしに身を引き締めておこなう作業の後でひと区切りをつける予定。 22日の冬至を前にして、1年間の森づくりを振り返るのは大切なこと。今年は、どんな鍋を囲んで行われるのか楽しみです。それぞれの思いや抱負を語り合い、森や草木から教えられた森に寄り添う人間の手入れの心得を心に沁み込ませるひと時は森びとには欠かせない。 年間100日以上もの時間を無償と手弁当で森作業を継続している森とも達の“楽しみ”とは何か。古希世代から還暦世代への森作業に移行している足尾の森作業チーム。1年間で得た森づくりの“楽しみ”はどんなことであったのかつかみ取ってほしい。 多くの人々の生活スタイルが効率性と合理性に支配されている中で、無償で手弁当の森作業を1年間も楽しくできている意味を振り返り、森作業チームの心得に育ててほしい。(顧問・高橋佳夫)