来年は秋田県での「お茶会」を開催します
11月6日〜11月18日、エジプトにおいて国連気候変動枠組条約第27回締約国会議(COP27)が会期を延長して終了しました。主な論点は、途上国への新基金の設立が決まった一方、COP26合意事項の長期目標をパリ協定の1.5℃に強化したことや石炭火力の段階的な削減などを上回る合意がされなかったことでした。このままでは、気候変動による被害が多発し、生存への不安がより強くなり、取り返しのつかない事態になってしまいます。日本は削減目標の強化を打ち出すこともなく、化石燃料の廃絶の道筋にも合意できなかったことからも、事実上COP 27は後退あるいは失敗したと言わざるを得ません。
しかし、立ち止まって批判をしているだけでは、無責任ですので、来年は気候危機下の現実に向き合うための備えを話し合う「お茶会」を秋田県でも開催していきます。今年9月には南相馬市を訪れ、応援隊・福島県ファンクラブとの合同で「お茶会」を開催し、この間お付き合いのある工藤新一秋田市議にも同行していただきました。異常気象の現実を出してもらい、そのことを巡って掘り下げて議論をして、“またやろう”、“ためになるから、また参加しよう”となる「お茶会」を作ります。よろしくお願い致します。(運営委員・大山博延)
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