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2022年10月 1日 (土)

岩手県八幡平と宮城県名取、荒浜の植樹地域を視察して

 9月23日盛岡駅に降り立ち、八幡平松尾鉱山跡地の広葉樹植樹地に入ったのは午後3時頃。小雨も鉱山跡地に着くと降り止み、大野さんと秋田の大山さんの案内で植樹地域を散策をしました。Cimg0007

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 硫黄鉱山採掘跡地は強酸性の土壌であることから植樹された皆さんのご苦労ははかりしれません。森びとプロジェクト委員会みちのく事務所が2006年から行ってきた松尾鉱山跡地への植樹活動が2018年で区切りを迎えたと伺った。土質や気候条件もあり思うようには育ち難い状況でした。改めて人間の経済活動で一度疲弊した環境を取り戻す活動の厳しさを感じました。

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Cimg0017 翌24日は盛岡から仙台に移動し、宮城県ファンクラブの皆さんの案内で名取、荒浜の津波被災地の防潮林の植樹地域を視察。南相馬市鎮魂復興市民植樹祭応援隊の皆さんも合流し、あいにくの雨模様でしたが名取も荒浜も広葉樹は勢いよく育っていました。

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Cimg0046 この間に補植や下草刈りとファンクラブの皆様のご苦労を耳にし、敬意を新たにした次第です。名取も荒浜も林野庁で植林したクロマツも南相馬市のクロマツとは比べものにならないほど成長しており、3メートルを超えている状況でした。

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 現在の環境問題を考えるとき、森びとプロジェクトの植樹活動継続の重要性を再確認した次第です。これからも大地と心に木を植えていきましょう。

(代表・桜井勝延)

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